永遠の月曜日
一週間が始まった。
大好きな音楽も耳障りに思えてしまうほど疲れきった月曜日の朝。
月曜日はこれまでも、これからも疎ましいものなのだろうか。
僕はまだ月曜日を待ち望めたことはない。
最近僕はとことん動き続けてる。
学校、就活、アルバイト。
この連続で日々を消費している。
休みなく体を動かしてるとやはり時間は早く感じるものだ。
二月に恋人と別れた。
本当に良い人で、でも彼は僕の外見や肩書き、ステータスばかりを見ていて、中身を覗こうとはしてくれなかった。
それがたまらなく悔しくて、たまらなく悲しくて、別れを告げてしまった。
でもどこかで後悔している。
恋を終わらせたのは僕だから。
僕が僕の想いを伝えなければ関係は続いてたのかもしれないから。
そんな無理して維持する関係に未来などなくても、それでもあと一日でも、僕は、彼に、僕のことを知って欲しかった。
そんな人はいま、新しい恋人を持ってるそうだ。
僕とまるで同じ肩書きを持った人と付き合ってるそうだ。
結局僕の価値ってそこにしかないのかな。
そんなものにしか見出してもらえないのかな。
なんて物思いに耽って気持ちが落ち込む月曜日。
でも、やっぱりよかった。
間違えてない。
そう思いたい。
僕の選択は、僕がしたことだから。
永遠のような一週間が始まる。
新しい、一週間が始まる。