僕はホモで、男で、人間だ。

22歳、人間の日々

永遠の月曜日

一週間が始まった。

大好きな音楽も耳障りに思えてしまうほど疲れきった月曜日の朝。

 

月曜日はこれまでも、これからも疎ましいものなのだろうか。

僕はまだ月曜日を待ち望めたことはない。

 

最近僕はとことん動き続けてる。

学校、就活、アルバイト。

この連続で日々を消費している。

休みなく体を動かしてるとやはり時間は早く感じるものだ。

 

二月に恋人と別れた。

本当に良い人で、でも彼は僕の外見や肩書き、ステータスばかりを見ていて、中身を覗こうとはしてくれなかった。

それがたまらなく悔しくて、たまらなく悲しくて、別れを告げてしまった。

 

でもどこかで後悔している。

恋を終わらせたのは僕だから。

僕が僕の想いを伝えなければ関係は続いてたのかもしれないから。

そんな無理して維持する関係に未来などなくても、それでもあと一日でも、僕は、彼に、僕のことを知って欲しかった。

 

そんな人はいま、新しい恋人を持ってるそうだ。

僕とまるで同じ肩書きを持った人と付き合ってるそうだ。

 

結局僕の価値ってそこにしかないのかな。

そんなものにしか見出してもらえないのかな。

 

なんて物思いに耽って気持ちが落ち込む月曜日。

でも、やっぱりよかった。

間違えてない。

そう思いたい。

僕の選択は、僕がしたことだから。

 

永遠のような一週間が始まる。

新しい、一週間が始まる。